伝説巨神イデオン

R
公開年
1980年
原作
矢立肇/富野由悠季
監督
富野由悠季
製作
サンライズ
話数
全39話
動画配信
3サイト(詳細
評価と感想を書く
R
第1作
第2次
第3次
EX
第4次
F
参戦
COM
64
COM2
α
α外伝
A
IM
R
第2次α
COM3
D
MX
GC
第3次α
参戦
J
W
Z
K
NEO
L
第2次Z
UX
第3次Z
BX
V
X
T
評価と感想を書く
R

やってはいけない禁じ手70点

放送当時はまだ生まれていなかったので、CS局などでの再放送が初見になりました。 監督は、ガンダムの生みの親として有名な「富野由悠季」さんです。 随所に「富野節」がちりばめられています。

何と言っても、衝撃的に感じたのは、最終回にかけて、キャラクターたちの「怒涛の死亡シーン」です。 富野監督曰く、「一番やってはいけない禁じ手」を行使したとのことです。 結末が分かる方は納得すると思います。

現代は何でも「答え」を求めがちですが、この作品も一応の答えは示せども、それが正しいかどうかは見る者の感性に委ねられます。

個人的には、「そりゃあんまりだよ...。」と嘆きたくなりましたが、争いの先にあるのは「滅び」しかない、ということを痛感した記憶があります。

おそらく、現代ではなかなかやれない作風だと思うので、そういった観点からすると、センセーショナルであり、名作と言えるのかもしれません。

R

人間は愚かで哀しい生き物である40点

物語が始まってしばらくはロボットアニメの皮をかぶっていますが、そのうちに戦争アニメの様相を呈してきたかと思いきやドロドロのヒューマンドラマっぽくもなり、あれよあれよという間にメンバーたちが次々と最期を迎え、そして誰もいなくなった...からのあのラストは夢か現か幻か、正直良くわかりませんでした。

悲惨な展開の波状攻撃に精神力を削られて疲弊し、見返す勇気が湧かず消化不良気味ですが、とりあえず人間が愚かで哀しい生き物であるということは良く伝わってくると思います。

R

唖然80点

機動戦士ガンダムの成功を受けて富野由悠季が発表した作品は、謎の遺跡「イデ」を巡る哀しい星間戦争の話だった。

富野節が画面狭しと炸裂し、ガンダムで見せたリアル志向はどこへやら、イデオンが本気を出せばイデオソードや波動ガンで星の一つや二つはあっという間に破壊されてしまうなど、とにかくスケールの大きいストーリーに唖然とするばかり。

結局ガンダム同様にTVは打ち切りとなるが、その鬱憤を晴らすべく劇場版の「発動編」はさらに暴走を極めた問題作でもある。

ラストは敵味方関係なく全てが魂ともいうべき存在で新天地に向かうシーンに心が救われた。

R

小説版をお勧めする80点

長生きはするもので本作品の感想をのべる日がこようとは。 映画版、本放送、小説版を制覇した者から言わせてもらえば、本作品の面白さは小説版に尽きると思います。

紙面の関係から省略せざるをえないが、イデオン発掘時学者達は「なぜ余計なところに余計な装甲が付いているのかに理由が思いつかなかった」とある。

それが明らかになったのは、イデオンが本来の姿を現し、学者のシェリルがそれを見て「なぜ余計な機構や装甲があるのかが、すっかり納得がいった」と言わしめただけのことはあります。

子供達曰く「昔のコミックのロボットみたい」 そしてイデオンとソロシップは、他の関係者と共に因果地平のかなたに向かいます。 小説版を強くお勧めします。

R

イデオンガンが中々登場しない70点

配信サイトの見放題作品だったので、十数年ぶり見直してみました。 物語展開や合体ロボなメカの構造を見ると、1970年代のスーパーロボット作品の影響がある様に受け取れました。

中間CMに入る際のテロップが「イ~デオ~ン」という男性コーラスだったり、テレビ版の続編的内容が劇場版として公開、ユウキ・コスモをはじめほぼ全員が死ぬ展開はシビアでありつつ、ニューウェーブ的な作品を作る意気込みが感じられました。

あえて難点をあげるとすれば、イデオンのメイン必殺武器である「イデオンガン」等の登場時期が遅い事です。 これはある意味「ヒーローは中々変身しない」事と同じで、観る者にとってはかなりじらされたと思います。

またこの頃から「後味が悪い」「スッキリしない形で終わる」といった作品が増えていった気がします。 そして、何か新しい事をやろうとすると、必ず周囲から拒否反応をされた後に、そこから徐々に受け入れられていくのかなと感じました。