機動戦艦ナデシコ

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公開年
1996年
監督
佐藤竜雄
製作
XEBEC
話数
全26話
動画配信
3サイト(詳細
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第1作
第2次
第3次
EX
第4次
F
COM
64
COM2
α
α外伝
A
参戦
IM
参戦
R
参戦
第2次α
COM3
D
MX
参戦
GC
第3次α
J
参戦
W
参戦
Z
K
NEO
L
第2次Z
UX
第3次Z
BX
参戦
V
X
T
参戦
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ヤマトを萌えアニメにリメイク?75点

機動戦艦ナデシコ The Prince of darknessの感想

劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト」のオマージュといった趣の作品というのが第一印象です。 一度解散したナデシコチームが再結集していく展開は「ヤマトを萌えアニメとしてリメイクしたらこうなるんじゃね?」みたいな感じで、おっさん的にはめっちゃ楽しめました。

戦闘部分は予定調和というか、消化試合というか「まぁこんなもんだよ」といった感じでぶっちゃけ、お話的にはどうでもよかったです。

ただ、見所は一切ないかというとそうでもなく。 この当時のロボ物のハイスピードな空中戦描写としては、間違いなくトップレベルでしたね。

特にアキトの執念の塊ともいうべき、ブラックサレナの装甲パージのギミックが秀逸で、普段は単独での対多数戦闘を想定した重装甲・重武装の一撃離脱型。 パージするとタイマン特化仕様と。

このロマンと説得力溢れる設定を、ラストバトルの対多数戦闘からの、タイマンバトルという流れで、余すところなく描写しきってくれたあたりは、メカ好きとしては「そう、そういうところをちゃんと描いてほしいんだよ!」みたいな、かゆいところに手がとどく感じで、この点だけ高得点です。

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コメディとシリアスが絶妙なバランス80点

一言で言うと「本格SFあり・美女あり・熱血あり・コメディあり・かっこいいロボットあり」と魅力的な要素満載なロボットアニメです。

前半は90年代のドタバタコメディ感で話が進行していくので少々マンネリなのですが、後半に入るにつれて本格的なSF設定が生かされてくるので全体としては飽きずに鑑賞できました。

ややコメディ比重が多めですが、コメディとシリアスが絶妙なバランスで構成された回は名話が多かったです。 ルリの生い立ち回は有名ですが、重い話になりすぎずにあえてあっさりと終わらせたのはナデシコらしい良さが出ていました。

ボソンジャンプや相転移エンジンなどSFロボット好きにはたまらない熱い要素もありますが、後半にならないと目立たないのでそこまでは辛抱して見なければいけないかもしれません。 あと、最後が結構バタバタと終わるのは少し残念でした。

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私の中の最高傑作100点

かつてロボットアニメといえばヒーローもの、所謂勧善懲悪ばかりでした。 子でもの頃はそれでもよかったのですが、成長とともにそれがつまらないと思うようになりました。

しかしガンダムの登場により状況が一変したように思います。 戦う双方に正義があり、人々の物語がある。 その為に面白いのですが、少々ストーリーが難解になった様に思います。

面白いけど、理解するのに神経を使い疲れる。 「なんでアニメ観るのに疲れなきゃいけないの?」何か気楽に楽しめるモノは無いのか?と思っていた時にナデシコに出会いました。

もう単純に楽しみました。 時には腹抱えて笑ってみたりもしました。 何故だろうと思うふと考えたら、ナデシコの製作スタッフの方々の感性が自分によく似ていたから。 もしかしたら、同じ世代の方々かもしれない。そんな気がしてなりません。

挿話がマジンガーZぽいとかもありますし、ルリが屋台のラーメン食べている時「これは何ですか?」とナルトを箸でつまむシーンとか。 最近ラーメンにナルト入って無いなと思ってみたり。 其処彼処にああ、懐かしいなと思えるシーンが盛りだくさん。

それでいて、ストーリーはしっかりしているし、各部の設定なども決して子供騙しでは無く、大人でも十分に楽しめるものです。 本当に気軽に楽しめる私にとっては最高傑作です。

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ゆりか派80点

ルリちゃんのセリフでは有りませんが、キャラがみんな「バカばっか」で、今の流行のハーレム物の先駆けの様な気もしますが、それぞれの個性が強過ぎて好きなキャラが結構分れるのではないでしょうか? 自分は「ゆりか派」でしたが、当時は「ルリちゃん派」が多かったのかな?

最初の方でガイがあっさり居なくなるのは、ちょっと残念ではありましたが、ガイが生き残っていたらゲキガンガーの要素が薄れてしまったのかな?と思います。

とにかく、宇宙戦艦と言う限られた空間だとガンダムと比較しやすいと思いますが、ガンダムより少し大人の情事があったりラブコメ要素だったり・キャラが大分バカだったりと見ていて楽しい作品です。

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軽くないドラマ95点

最初はありがちな「SFアクションアニメ」かと思ったんですが、若年、中年、熟年入り交じった「青春ラブコメ」という印象でした。

着任早々攻撃を受けたナデシコを迅速大胆な指示で危機回避したり、敵艦と相手の裏を探り合う頭脳戦に打ち勝つ艦長ミスマル・ユリカの逸材感が格好良かったです。

また、巨人ロボ・エステバリスの活躍とかも良かったですが、それよりも、絶対死にそうもないと思えた明るい熱血キャラのダイゴウジ・ガイ(本名ヤマダ・ジロウ)が艦脱走者に撃たれて早々に死んでしまうとか衝撃的でした。

主人公アキトと幼なじみ関係のユリカ、アキトと時間軸がずれしまったアイちゃん=イネス、ゴートの元カノとしてのミナトほか、変わったところではナデシコのメインコンピュータ「オモイカネ」の人格とルリの友情、敵の少佐・白鳥九十九とミナトの悲恋など泣ける要素もあり、様々な人物関係が描かれ、登場する人間一人一人が一筋縄では捕らえられない濃いキャラで、決して軽くないドラマを見せるアニメだと思います。

ボソンジャンプ、ディストーションフィールド、相転移エンジン、タイムパラドクス、遺伝子操作、木星開拓移民、謎の火星遺跡などのSF設定もしっかり物語内に生かされていて、見る側に科学知識などは無くても全体として面白く見ていられる傑作だと感じました。

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3~4話はショッキング!35点

各々タイプの異なる素敵な女性キャラクターがたくさん出てくるので、絵柄も相まってハーレム系SFラブコメを期待してしまったせいで、3話から4話にかけての出来事はショッキングでした。

皮肉が散りばめられたストーリーや泥沼過ぎる恋愛描写もあまり好きになれませんでしたが、最初から最後まで主人公の魅力がさっぱり伝わって来ず、女性陣が軒並み彼に好意的なのも理解出来ませんでした。

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意外にハードなSF80点

「いい意味で90年代のアニメ」というのが最初の印象でした。 作品のノリ、キャラデザなど小学生の頃に見ていたアニメを思い出し、少し懐かしく感じました。

しかし視聴を続けていくうちに、ストーリー根幹にあるハードSFが見えてきて少し驚きました。 小学生当時見ていたとして、「ボソンジャンプの理屈など理解できたのだろうか?」「まさか1話冒頭ががっつり伏線だったとは?」とか理解できたとは思えません。

私は考察アニメが好きなので、引っ掛かりを覚えると気になって仕方なくなります。 ですがナデシコの場合、ハイテンションなギャグとそれに反して重くなっていく戦争のテーマに、まんまとその引っ掛かりを誤魔化されてしまいました。

そして、A級ジャンパーの謎が明かされたとき、中盤の話でアキト、ユリカ、イネスが無意識にジャンプしていた描写をようやく思い出し「やられた!」と思ったのが気持ちよかったです。